アダルトサバイバー(アダルトチルドレン)をご存知ですか?
あなたは、こども時代をどのように過ごしましたか?
私は、
8歳からこどもらしく過ごすことが
できない環境で生きてきました。
こどもなのに大人のように振る舞い、
立ち回り生きるしかなかった人を
アダルトサバイバーと言います。
アダルトサバイバーは、
主に親が親として機能しない、
家族がとてもアンバランスな状態で
きてしまう機能不全家族の中で育った人のことです。
世間一般には、AC(アダルトチルドレン)が
広く知れ渡りましたが、
アダルトチルドレンというと
大人になりきれなかった(大人になることを
拒絶した)人という間違った認識が
広まり、語弊があるため、
アダルトサバイバーと名称が変わりました。
アダルトサバイバーは、まさに生き残りです。
多くは、
大人としてこども時代を過ごして
しまったため、こどもらしく
自由さや、無邪気さを押し殺したまま
成人し、
感覚は、ワープしたような状態です。
人との距離感が難しい。
誰かに頼ることと依存することの
区別がつきにくかったり、
人間関係を上手に築けない。
必要以上に人に尽くしたり、
役に立とうとしたり、気を遣う。
自己評価、自己肯定感が異常に低い。
自己に対して否定的。
自信がない、怯えてしまう。
知らないうちに上下関係ができてしまい、
対等に付き合えない。
1か100かとほどよさがない。
自分のことは後回し、蔑ろにしがち。
今さらこどもな部分が顔を出して
戸惑ったり、苦しんだりすることもあり、
それに対してどうしたらいいのかが
分からずに手探りで私なりに
向き合ってきました。
私が実践したことが、
同じように苦しんだり、
悩まれた方々の参考にになればと思いますので、書かせていただきます。
【内なるこどもを認める】
私の中にあるこどもの部分を無視せずに
認める作業をしました。
例えば、
こどもっぽい服装もほしいと思ったら、
買い与えて着てみる。
オモチャとか可愛いバックやピン留、
ぬいぐるみ、お子様ランチ、遊び場
(公園や遊園地、動物園)を買う、
経験する。
これをするのは、
「無条件で、愛されるを感じる」
ための作業。
◯◯をしたなら、買ってあげる等条件付きで
しか受け入れられない経験をひっくり返すため、何の条件なしにあなたは、愛される価値があるを感覚で実感するためです。
【大人の私が内なるこどもを全力で愛する】
大人の私がついてるよ。
大丈夫。私は、あなたを愛してる。
わがまま言っていいし、全力で守る。
誰が何と言おうといつも味方だよ。
自分のどんな部分も否定せず、
愛することをしています。
これは大きいです。
私も親がとか、過去が…と言っていた時期もありました。
親が変わったなら…と言ったところで、
償ってもらえませんし、話しても、
親は、そう思っていなかったり、
忘れてしまっていたり、
亡くなってしまったり…
そこに捉われていることで、
余計に傷を深めてしまい、前に進めなくなります。
生きていれば、
大小の差はあるかもしれませんが、
人は、誰もが、辛い経験をしたことはあると
思います。
あの人より私は…と、
比べてもどうにもなりませんし、
「私の辛さは、私が理解する」と
自分で向き合うことは、
誰にでもでき、いちばんの近道だと思います。
【大人とこどもが同居してることを
愉しんでみる】
私は、早く大人にならなきゃと
こどもな部分を見ないように、
大人にならなきゃと否定していました。
ですが、同居してるのねと
愉しむようにしました。
否定すればするほど、大人な対応(会社等)を
しなければならない場において、
雑な発言や言葉遣いなど、かえって、おどけてしまったり、自分が場をおもしろくしなければと思い行動してしまうからです。
今は、大人な対応をする場だなぁとか
お家にいる時や、
家族や友だちといる時は、こどもでも
いいやーと過ごすようにしました。
具体的には、
ごはん作りたくないなら、作らないし、
どんな些細なこと、
洗濯物を畳むとか、
できそうもないなら、無理に頑張らないし、
ごはんまえでも、
お菓子やアイスを食べたいなら、
食べたい分だけ罪悪感なしに
好きにジャンキーなモノを
食べたり、
服装も好きなモノを着るようにしたり、
お母さんだからとか、大人だからと
思うことをやめました。
家族には、宣言して、
スイッチを入れたり、切ったり笑笑。
【世間の常識よりもマイルール】
世間の常識的なモノに縛られやすくなっているので、自分がラクとか、心地よいを
意識して選ぶようにしました。
世間一般の常識って実に曖昧で、
それは他人が勝手に作った他人のマイルールだし、そもそも誰のルール?と。
「私は、私のマイルールで生きていいよ」と
何回も話しかけました。
これらを繰り返し、繰り返しやってゆくと
緩んできて
安心が自信に繋がっていきました。
この感覚は、
一生付き合っていくもの、あっていいものだと今は、思うようになりました。
多かれ少なかれ、
無邪気さや、無垢、純真さは、
なくならないからです。
ある程度、やってゆくと、
いい感じに大人寄りになります。
by 亜希
kidsのTシャツやiPhoneカバーも
私が好きだからそれでいいです。
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